白髪でお悩みの方へ
白髪は加齢にともなう自然な変化ですが、色素細胞に働きかける治療によって、進行を抑えることや色調の変化が期待できる場合があります。
効果の現れ方には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束できるものではありません。まずは現在の状態を診察でご確認ください。




とくに1つ目に心当たりのある方には、時間的な意味があります。白髪は均等には増えず、進行が加速する時期があるためです。この時期に進行を抑えられるかどうかで、数年後の状態が変わります。
白髪とは、髪の毛を黒く保つメラニン色素が減少または消失した状態のことを指します。
髪の色は、毛根の「メラノサイト」という細胞が作るメラニンによって決まりますが、
加齢や生活習慣、ストレス、栄養不足などによってメラノサイトの働きが弱まり、白髪が増えていきます。
また、白髪が増えると実年齢より老けて見えたり、ヘアカラーの手間が増えます。


白髪は自然な老化現象ですが、現代医療で進行を抑え、回復も可能です。


当院では、白髪への治療を3つの成果に分けて考えています。
ひとつは毛包の土台を整えること。髪が太くなる、抜け毛が減るといった変化として、比較的早い時期に自覚されることが多い成果です。次に、白髪が増えていく速度を抑えること。派手な変化ではありませんが、長期的には最も意味を持ちます。そして色が戻ること。これは色素細胞が残っている毛包で起こり、白髪になってからの期間が短いほど条件が良くなります。
3つは同時にではなく、この順番で現れます。色の変化だけを基準にすると、実際に起きている変化を見落とすことになります。なお、生活習慣による対策については白髪を増やさないためにで整理しています。
しかし進行が止まれば、5年後も現状と大きく変わりません。
白髪の量という点では、既にある白髪を減らすことより、増やさないことのほうが結果への影響が大きい。考えてみれば当然のことですが、見落とされがちです。
当院で治療を受けている方の中にも、色調の変化より「増えなくなったこと」を主要な変化として挙げる方が少なくありません。
白髪歴が長く、色が戻りにくい方であっても、この成果は変わりません。



近年、頭皮に成分を注入する治療は多くの施設で行われています。その多くは、髪を育てる、頭皮の環境を整えることを目的としたものです。
ただし白髪は、「色をつける細胞が働いていない」状態です。環境を整えるだけでは、色は戻りません。
当院の治療は、次の2系統を組み合わせています。
色素に関わるペプチドは一種類ではありません。作用する段階が異なるものが複数あります。
どの段階が滞っているかは個人によって異なると考えられます。単一の成分ですべての方に対応できるとは考えていません。
エクソソームや成長因子など、細胞への働きかけに関わる成分を併用しています。髪が太くなる、抜け毛が減るといった変化はここから生まれます。
環境だけを整えても、色素を作る指示が出なければ、太くしっかりした「白髪」が生えてくるだけです。
逆に指示だけを出しても、毛包が痩せて血流も乏しい状態では、十分に応えられません。



α-MSH(α-メラノサイト刺激ホルモン)は、メラノサイトを刺激しメラニンの生成を促進する成分です。
カタラーゼ活性を高め、H2O2(過酸化水素)を分解して酸化ストレスを軽減。




当院の白髪治療は、院内での水光注射と、ご自宅でのホームケアを組み合わせて行います。この2つは役割が異なります。水光注射は毛包の層まで直接届き、ホームケアは頭皮の表面から毎日働きかけます。
白髪になってから年数が経っている毛包には、院内での施術が必要になります。反対に、日々の継続がなければ、施術の効果は次の来院までに薄れていきます。どちらか一方では、設計した効果になりません。
| 院内での治療 | ホームケア | |
|---|---|---|
| 担うこと | 土台をつくる/守る/戻す | 守る/戻す |
| 頻度 | 定期的に | 毎日 |
| 位置づけ | 修復 | 維持 |
毛包の環境そのものに働きかけられるのは、院内での治療だけです。一方、毎日続けられるのはホームケアだけです。色素細胞への働きかけは、月に一度行うより、日々途切れずに続けたほうが効果的です。
どちらか一方では設計が成り立ちません。現在、治療を受けている方の8割以上がホームケアを併用されています。
40代以降、白髪が増えはじめる時期と、髪が細くなる・ボリュームが減ったと感じる時期は重なりやすい傾向があります。どちらも、毛根(毛包)という同じ場所で起きている変化だからです。
当院の白髪治療は、色素に働きかけるペプチドと、毛包の環境を整える成分を組み合わせています。このうち、毛包の環境を整える成分の配合を増やしたコースが「白髪・育毛Wケア」です。
| 白髪ケア | 白髪・育毛Wケア | |
|---|---|---|
| 内容 | αMSH白髪治療 | αMSH白髪治療+毛包の環境を整える成分を倍量(superエクソソーム) |
| こんな方に | 白髪が主なお悩みで、髪の量やハリは気にならない方 | 白髪に加えて、髪が細くなった・ボリュームが減ったと感じている方 |
| 1回(税込) | ¥47,000 | ¥68,200 |
どちらが合うかは、カウンセリングで頭皮と毛髪の状態を拝見したうえでご提案します。白髪ケアから始めて、途中で白髪・育毛Wケアに切り替えることもできます。
髪の太さやハリ・コシの変化は、色の変化より早く気づかれることが多い一方で、感じ方や経過には個人差があります。
育毛治療の全体像(院内での注入治療と内服薬)や、女性の薄毛については、銀座の育毛治療のページで詳しくご案内しています。通院が難しい方はオンライン診療もご利用いただけます。
回数券の料金は料金表をご覧ください。本治療は自由診療です。治療内容・リスク・副作用については、カウンセリング時にご説明します。
1.カウンセリング
2.治療プランの提案
3.治療開始
4.アフターケアの実施

白髪が出はじめた時期、この1年での変化、家族歴、生活背景をうかがいます。白髪になってからの年数が、期待できる成果に関係するためです。現在の状態を撮影し、記録します。
3つの成果のうちどこに重心を置くかをご説明します。回数と間隔、ホームケアの併用についてもここでお伝えします。
水光注射という機器を用いて、頭皮に薬剤を注入します。痛みは「チクチクとする程度」「ヘッドスパを受けているような感覚」とおっしゃる方が多く、麻酔を使わずに受けられる方がほとんどです。施術後12時間を過ぎればシャンプーが可能です。
初回のご来院日から、ご自宅でのケアを毎日行っていただきます。来院のたびに同一条件で撮影し、前回との比較を行います。

多くの治療が無痛です。
3〜6ヶ月で実感される方が多いです。
適切な治療で副作用はほとんどありません。



効果はいつ頃から実感できますか。
変化の種類によって時期が異なります。髪の太さや抜け毛の変化は比較的早く、白髪が増える速度の変化はその後、色の変化はさらに先になります。毛髪が伸びる速度には限りがあるため、色の変化を確認するには一定の期間が必要です。
白髪になってから何年経っていても効果はありますか。
色を戻すという点では、白髪になってからの期間が短いほど条件が良くなります。年数が経過した毛包では色素細胞が残っていないことが多く、色の回復は難しくなります。進行を抑えることや髪の質を整えることは、期間にかかわらず期待できます。
何回くらい通う必要がありますか。
モデルケースとしては6回程度を目安にご案内しています。実際の回数と間隔は、カウンセリングで頭皮の状態を確認したうえでご提案します。
白髪染めと併用できますか。
併用は可能です。治療を続ける中で、染める間隔が延びたと感じられる方もいらっしゃいます。施術直後のタイミングについてはカウンセリングでご案内します。
副作用やリスクはありますか。
注射部位に赤みや内出血が生じることがあります。通常は数日で軽快します。体質や体調によっては別の反応が起こる可能性もあるため、気になる症状があれば速やかにご連絡ください。
自由診療である旨 本治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
未承認医薬品等である旨 本治療(白髪ケア・白髪・育毛Wケア)に使用する成分の一部は、医薬品医療機器等法上の国内承認を受けていません。
入手経路 院内調剤(一部外部委託)として、適法に調剤しています。日本では、未承認医薬品を医師の責任において使用することができます。
国内の承認医薬品等の有無 白髪の改善を目的として国内で承認された医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報 重大な副作用の報告例を含め、診察時に医師が個別にご説明します。
救済制度について 未承認医薬品等を使用した施術により重篤な健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度および生物由来製品感染等被害救済制度の対象となりません。
主なリスク・副作用 施術部位の一時的な赤み、腫れ、内出血、痛み、かゆみ等が生じることがあります。効果には個人差があります。
お問い合わせ先 APスキンクリニック銀座(TEL 03-6263-8628/LINE公式アカウント)
診療で得られる観察を体系的に記録し、治療の設計に反映させることを目的としたもので、現在、数百名規模の症例について継続的な記録を行っています。成分および処方の検討については、外部の提携ラボと共同で進めています。
白髪治療とあわせて、頭皮環境を整えるホームケア製品もお取り扱いしています。
AP CLINIC ONLINE は当院の公式オンラインショップです。医療機関専売品を正規品でお届けします。
本治療は自由診療であり、健康保険の適用対象ではありません。効果には個人差があります。
主なリスク・副作用:施術部位に一時的な赤み、腫れ、内出血、痛み、かゆみが生じることがあります。
監修:望月 智弘(APスキンクリニック銀座 院長)